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【インプレと分析】2018 ミルウォーキーエイト ソフテイル ファットボブ

ファットボブ インプレ
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ハーレーの歴史

1929年 サイドバルブ エンジン
1936年 ナックルヘッド エンジン
1948年 パンヘッド エンジン
1966年 ショベルヘッド エンジン
1984年 エボリューション エンジン
1999年 ツインカム エンジン

2016年 ミルウォーキーエイト エンジン

ビッグツインエンジンのフルモデルチェンジは、ハーレーダビッドソンの歴史そのものです。

そのタイミングに、ハーレーに乗れていることに感謝しています。

新しい歴史が始まりました。

まだまだ、ガソリンエンジンのバイクも現役でいられますね。

本当にハーレーダビッドソン社に感謝です。

生涯、空冷エンジンに乗りたいです。
(先進国では2020年代に、ガソリンエンジンのみの新車は激減します)

全てのエンジンに乗ったことはないですが、今回のエンジン・フレームのフルモデルチェンジは、ハーレーダビッドソン史上最大の改革だと感じています。

2018 ミルウォーキーエイト ソフテイルの変更点

懇意にしているディーラーのメカニックに、メカニカルな点をしっかり聞いてきました。

エンジンマウント

エンジンマウントは、リジッドマウントでエンジンをストレスメンバーとして、パーツを半分以上削減するために溶接箇所を多くし、剛性を60%以上向上した(強度っていったかも)

スイングアーム

見た目は旧ソフテイルと比べたら、ハードテイルに見えづらいかもしれないが、スイングアームのボトムフレームを上に上げたことによりバンク角を上げ、どのシチュエーションでも楽しめるように改良した。

バネ下重量は感動すら覚える程に軽くなった。

エンジン

ツインカムと同じで、鼓動感(振動)は減らす方向で開発をした。

パワーと快適性に多くのニーズがあると判断し、いかに快適にパワーライドを楽しめるかを重点的に開発した。

ツアラーはラバーマウントなのでシングルバランサー(フロントのみ)で、ソフテイルはリジッドマウントでデュアルバランサー(フロント・リア)を搭載している。

バランサーは、ツインカムのチェーンではなくギア式にした。

チェーンテンショナーの消耗を無くすためと、ツアラーのシングルバランサーと、ソフテイルのデュアルバランサーのギアを外すだけで対応しコスト削減をする為。

馬力・トルクはアップしているが、ノーマルではツインカム同様、普通に遅い。

しかし吸排気・ECM・カムをカスタムしたら、とてつもないパワーを出す。

2バルブより4バルブは、同じカムのリフト量で混合気の量が全く違う。

(カム交換によるパワーアップはフローベンチでの数値はわからないですが、パワーはツインカムとは比較にならないほど飛躍しています)

フレーム

パーツを半分以上削減するために、溶接箇所を多くし剛性を60%以上向上した。インジェクションで多くなった配線は、フレームをコの字にしフレーム内に入れた。

サスペンション

リアサスペンション

シートしたに格納しストローク・容量ともに最大限確保してある。プリロードはシート下、または右サイドのつまみからを可能とした。

しかもリアサスペンションは、ロングストローク化に成功し(HD社として念願だったらしい)段差での底づきはほぼなく、コーナーでの不安もなくなり国産並に安心して楽しめるはず。

フロントサスペンション

引き続きSHOWA製で、ツインカムと比べたら遥かにしなやかだが、フロント重視で止まれるほどのコシはない。大陸的な乗り味を踏襲。

ただしフロントサスペンション・リアサスペンションのバランスはしっかり取れている。ツインカムのようなフロントだけ柔らかい、リアサスだけ硬いというアンバランスさはなくなった。

ソフテイル一式にサスペンションを用意はしていなく、各モデルのキャラクターを際立つようにセッティングしてある。

オイルタンク

右太ももの暑さはタンクを内部に移動させ熱さ対策をしてある。

ライト

8機種全て仕様が異なる。専用のヘッドライト・ウインカーにかなりの開発費を投入した。

2018 ミルウォーキーエイト ソフテイルファットボブ インプレッション

公道ではなくディーラー内でのファットボブの試乗です。

あてにしないでください。

ファットボブのステップ位置は良かったのですが、ストリートボブはステップがおもったより手前で、パンツの裾に引っかかりました。下ろすときも引っかかりました、まあ慣れだと思います。

またがって起こす瞬間。

軽いです。

これはあきらかです。

重心が変わった、重量が軽くなったというのも充分わかります。

ノーマルのツインカム以上に、ドコドコ感は全くなし。

ハーレーの開発方針通りです。

エンジンを手で触っても振動を感じないほどです。

公道ではないのでアクセルは開けらませんでしたが、ツキは良く、低速トルクは結構ありそうかな。

ツインカム同様、吸排気・ECMチューンは必須。まあこれは、厳しい排ガス規制なので予想通りでしかたないですね。

ディーラーの私道内なので、加速とか長距離とか回転数によるエンジンの鼓動感とか全くわかりません。

しょぼいインプレなので、へーぐらいでお願いします。

近未来的なライトや、パフォーマンス向上に力を注いだのはわかります。

個人的にカスタムするとしたら、トラディショナルスタイルをもった、ハイパフォーマンスバイクにカスタムしたいですね。

見た目は一切変えずに、トラディショナル。

しかし中身は吸排気・ECM・ハイカム・ビックスロットルボディ・フロントサスペンションの粘度・ケーブルワイヤ化してめちゃくちゃ速くして、開けても楽しいゆったりでも楽しい、トルクフルなミルウォーキーエイトにしたてあげたいです。

 

今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

ARIGATO BIKE

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