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【ハーレー走り派必見】ビッグボアスロットルボディへの交換で馬力アップ!

ハーレー ビッグスロットルボディ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • ビッグボアのスロットルボディは、口径が大きいほどトルクや馬力が出るのか?

こういった疑問にお答えします。

結論からいうと、大きければ大きいほどパワーが出るわけではありませんが、純正の小さな口径から、排気量に見合った口径の「ビッグボアのスロットルボディ」に変えれば、純正以上のパワーは確実に出ます。

ノーマルのエアクリーナーが、多くの空気を吸えないことは、あなたもご存知だと思います。

純正のスロットルボディも、厳しい排ガス規制をクリアするために多くの空気を吸えないように「小さな口径のスロットルボディ」を採用にしています。

  • 排気量に見合ったスロットルボディで、空気をたくさん吸気する
  • その空気に見合ったガソリンを供給すれば、大幅にパワーアップする
  • パワーが上がれば、鼓動感も強くなる

しかし、大きすぎる口径は空気の流速が落ちるので、低速時のアクセルレスポンスが悪くなります。

それでは、ビッグボアスロットルボディの口径と流速の関係について、くわえて電子スロットルとケーブルモデルについても説明します。

ハーレーのスロットルボディメーカー

ミルウォーキーエイト スロットルボディ

ScreaminEagle・S&S・Zippers・jims・Horse Power incなどがあります。

各メーカーからスロットルボディが販売されていますが、注目なのスロットルボディ専門メーカーのホースパワー(Horse Power inc)です。

口径、ワイヤケーブル、電子スロットルモデルなど種類が豊富で、しかも値段も安く質が高い。

Horse Power inc:https://www.horsepowerinc.net/

horsepower(HPI)は、スロットルボディ専門メーカーとして多くのノウハウと開発実績があり、OEMメーカーとしても信頼されています。

ホースパワーのスロットルボディは、シリンダーヘッドのインテークランナーにあわせて、マニホールドとスロットルボディの口径が選べます。

ミルウォーキーエイトで問題になっているスロットルボディの材質も、樹脂(PA6-GF30)ではなくアルミなので、バックファイアなどからのゆがみを防ぎ、二次エアや破損によるトラブルを防げます。

吸気温度を下げるのであれば、アルミの吸気ポートの内面に断熱材で対応するのが、良いと思います。

ハーレー スロットルボディ トラブル

HPIの詳細は、カタログがPDFファイルで公開されているので、こちらの、2018 HPIカタログで確認してください。

インマニの2次エア対策にはサンダンス リークレスマニホールドフランジのみが対応可能です。

2次エアについてはこちらの、【解決しよう!】 バックファイアとアフターファイアの原因に詳しく書いてあるので読んでみて下さい。

ビッグボアスロットルボディの口径と流速の関係

ゴムホースで水を流す。

  1. ゴムホースをつぶすと、水の勢いが強くなる
  2. つぶした状態で蛇口をひねっても、水の勢いは強くならない
  3. ゴムホースを潰すのをやめると、①以上に水の勢いが強くなる

口径と流速のバランスが重要です。

空気も似たような特徴を持っている
  • スロットルボディの口径が小さい:低回転時に流速が速まるが、高回転では流速が遅くなる
  • スロットルボディの口径が大きい:低回転時に流速が遅くるが、高回転では流速が速くなる

排気量、流速に見合った口径のビッグスロットルボディを取り付けることが重要

スロットルボディの口径とレスポンスの関係

  • スロットルボディの口径が小さい:低回転時の流速が速いため、スロットルのレスポンスが良いは、高回転になるにつれてレスポンスが悪くなる
  • スロットルボディの口径が大きい:低回転時に流速が遅いため、スロットルレスポンスが悪いは、高回転になるにつれてレスポンスが良くなる

日本仕様のスロットルボディは、北米モデルよりも口径をしぼっているので、低回転では流速が速いため、混合気がすばやくシリンダー内に吸気されるので、低速トルクとアクセルレスポンスは良い。

逆に口径が大きい、またはストレートボアを採用し1,800cc以上で口径が62mmは4,000rpm以上でピークパワーが発生しレスポンスも良いですが、低回転域では流速が遅くなりアクセルレスポンスが悪くなる傾向があります。

しかし、このレスポンスの悪さは電子スロットルも関係しているので、スロットルボディは電子スロットルモデルではなく、ケーブルモデルを選択すればレスポンスが改善されるケースがあります(TCまでM8は電子スロットルのみ)

レスポンスの悪さは、取り付け不良が多いケースがあります。

インジェクター、センサー、スロットルバルブの軸ズレ、インマニ、マフラーをバンドのみで締め付けているなど2次エアを確認せずに取り付ける。

ハーレーのスロットルボディの2次エア

スロットルバルブのすき間は、アバウトなインジェクションチューニングであれば問題になりませんが、フルコンなどのチューニングの範囲が多いケースや、アイドリングを落とす場合は、2次エアを吸い込みトラブルの発生に繋がることがあります。

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  • 口径が小さい:低速でトルクが強く、アクセルレスポンスも良いが、高回転までパワーが持続せず、レスポンスも悪くなっていく
  • 口径が大きい:高回転のパワーが強く、アクセルレスポンスも良いが、低速トルクが弱く、レスポンスも悪い

目的によっては高回転からのメリットが極めて大きいので、口径と流速、電子スロットルとケーブルモデルの特徴をしってから、選択をすることが重要となります。

スポーツスターのスロットルボディの口径

スポーツスター ビッグボア スロットルボディ

スポーツスターならノーマル口径(バタフライ)の45mmから55mmへ広げても、ビッグツインように低速でのアクセルレスポンスは、悪くなりづらくパワーが安定します。

下の記事のスポーツスターでは、51mmを使用して100馬力だしています。

レスポンス重視で51mmを選択してますが、55mmでも問題になることはありません。

詳細はこちらの、スポーツスターで100馬力 高効率のチューニングパーツで!を読んでみて下さい。

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ビッグボアスロットルボディのインジェクションチューニング

ハーレー スロットルボディ インジェクション

スロットルボディの取り付け工賃は、ショップによって様々ですが、20,000円前後ぐらいだと思います。

フルコンで使用されるワイドバンドO2センサーであれば、大きくセッティングを変更せずに対応できます。

フラッシュチューニングで使用されるナローバンドO2センサーは、マフラーから排出された酸素を、検知できる幅がほぼないので、フラッシュチューニングは再セッティングが必要です。

ハーレー O2センサー

インジェクションチューニングについての詳細は、こちらの、【圧倒的な可能性のフルコン】ハーレーの純正の枠にはまるなを読んでみてください。

スロットルボディの口径と流速のバランスを、見極められるショップに相談して選択してください。

特に電子スロットルのレスポンスは、M8、TCともに不自然さがあるので、知識ある熟練のチューナーに依頼するのがベストです。

まとめ

最大吸気量は排気量によって決まるので、大きすぎる口径を選んでも排気量を超えて、空気が入ることは基本的にはありません。

しかし、最大吸気量に達するために、空気の入り口を大きくすることは効果的な馬力アップ方法です。

排気量に見合ったスロットルボディの口径を選べば、かなり馬力はあがります。

ただし大きすぎると、低速トルクの低下やアクセルレスポンスの悪さにつながります。

TCの電子スロットルモデルであれば、ケーブルモデルを選んだほうがスロットルがダイレクトでフィーリングは良いです。

ハーレーの電子スロットルの制御は未熟なところがまだ多いので、しっかりと相談できるショップで、正しい情報を得てからチューニングすることをおすすめします。

ぜひ、空冷大排気量エンジンの魅力の、強烈なトルク・パワー・鼓動感を引き出し楽しみましょう。

 

今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

ARIGATO BIKE

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