トラブル

【解決しよう!】 バックファイアとアフターファイアの原因

アフターファイア バックファイア

まず、バックファイアとアフターファイアの見分け方。

バックファイア :シリンダーより前に炎がでる(エアクリーナー付近)
アフターファイア:シリンダーより後に炎がでる(マフラー付近)

シリンダーを中心に考えると覚えやすいです。

どちらの場合も、ほとんどのケースが下記の原因です。

  • 2次エア
  • ガスケット
  • シールの劣化
  • プラグの失火
  • プラグコードの劣化

しかし、純正の状態でもバックファイアとアフターファイアは発生するので、完全になくす事は難しく、空冷大排気量エンジンの宿命とも言えるでしょう。

まずは、初歩的な原因を排除してから、インジェクションやキャブの調整をしましょう。

メカ的な部分の前に調整してしまうと、二度手間になりかねないです。

ツインカムエンジンはハーレー史上最高のエンジンである

バックファイアの原因

現象

  • アクセルの開け始めに発生
  • アイドリング時に、バックファイアが発生して安定しない
  • 走行中に発生し、ギクシャクする

原因は、エアクリーナーからシリンダーまでの間で、2次エアが流入され混合気が薄くなり着火、または混合気が濃くシリンダー内から漏れた混合気に着火する。

インテークバルブの損傷でも発生します。

混合気がエアクリーナーからシリンダーの間で着火し「ボフッ、クシュ」と着火音がする。

整備する箇所は下記3点です。

  1. インテークマニホールドのフランジのガスケット不良
  2. キャブ接合部のシール・アライメント不良
  3. インジェクションボディのインジェクター・マップセンサーの接合部


画像元:http://cyrilhuzeblog.com

インテークマニホールドの接合部から、流入する2次エアは空冷V型2気筒エンジン特有です。

冷間時と暖気時で、前後シリンダーの距離が熱膨張により変わる為(距離が広がったり、縮んだり)2次エアが入りやすくなります。

キャブも同様に、シールの劣化、アライメント不良により2次エアが発生します。

確認方法は簡単で、パーツクリーナーで接合部に掛けてエンジンがストールすれば、その箇所から2次エアが入っています。

正常であればストール・ストール気味になりません。

2次エアが入る場所は必ず接合部なので、ガスケット・シール・接合部などをパーツクリーナーで確認してください。

ただし、パーツクリーナーがエアクリーナーから入ると、2次エア同様、ストール気味になるので、エアクリーナーからパーツクリーナーを吸い込まないように注意してください。

インテークマニホールドの接合部が、原因であれば、HPI、またはサンダンスのリークレスマニホールドフランジを使用してください。

純正のシーリングでは必ず再発します。

同じもので対応するのは修理ではなく、ただの部品交換です。

HORSEPOWER INC インテークフランジ

サンダンス リークレスマニホールドフランジ

SUNDANCE サンダンス その他キャブレター関連 Billet LeakLess Manifold Flanges ビレット リークレス マニホールドフランジ X L07-

SUNDANCE サンダンス その他キャブレター関連 Billet LeakLess Manifold Flanges ビレット リークレス マニホールドフランジ TC 06-17

特にインジェクションのフルコン車両は、2次エアも検知する為、アイドリングに症状がはっきりでます。

2次エア・キャブのアライメント不良でない場合は下記を疑って下さい。

  • 低すぎるアイドリング(点火時期が遅い)
  • 空燃比が濃い
  • プッシュロッドが適正長でない
  • インテークバルブの損傷

アフターファイアの原因

  • 走行中にマフラー内でアフターファイアが発生
  • アイドリング中にアフターファイアが発生

ほとんどのケースが、抜けの良い社外マフラーを交換した事が原因でアフターファイアの誘発につながります。

または、エキゾーストバルブの損傷で、未燃焼ガスがマフラー内に残ることで発生します。

本来燃焼室で燃焼しなければならないガスが、抜けの良いマフラーのせいで、未燃焼ガスがマフラー内に入り込み、加えてサイレンサー接合部から空気が入り、着火しやすい状態になり、最終的にマフラーの熱で着火してアフターファイアとなるケースが多いです。
※空気の量が多く、ガソリンが薄いと、着火しやすく温度が上がります。

こちらもバックファイア同様、接合部から入る2次エアが原因なのがほとんどなので、接合部をチェックしましょう。

  1. ヘッドとエキパイ接合部のガスケット不良
  2. エキパイとサイレンサー接合部のガスケット不良

画像元:http://www.burnsstainless.com

特に多いのが、2のエキパイとサイレンサーの接合部です。

この接合部から、空気が入りガスが着火しやすくなり、アフターファイアが出るケースが非常に多いです。

この接合部には必ず高温対応のシール材を添付してください。

決してバンドだけで対応しないこと。

プロでも見落とす箇所なので注意してください。

1のヘッドとエキパイ部は、現在のハーレーではしっかり接合できるようになったので、マフラー交換時やボルト緩みだしたタイミングでガスケットを交換してください。

その他にも、バックファイアとアフターファイアの原因はありますが、ほとんどが上記の2次エアが原因ですので確認してください。

メカ的な要素を除いた上で、インジェクション・キャブセッティングを見直して下さい。

以上で、症状が変わらない場合は、エキゾーストバルブの損傷で未燃焼ガスがマフラーに流れていると思います。

最後にバックファイア・アフターファイア共に、プラグ失火による未燃焼ガスが原因にもなるので、プラグ・プラグコードの日常点検は忘れずに。

 

今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

ARIGATO BIKE

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