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【買わなくてもわかる!】重低音からレーシーな乾いた音のマフラー選び

ハーレー重低音マフラーからレーシーなサウンド
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • ハーレーのマフラー音を、自分の好きな音にしたいけど、どのマフラーを買えば良いかわからない
  • マフラーを試聴させてくれるところはないので、購入前に音の傾向を知りたいができない

こういった疑問にお答えします。

音は実際に聞かないと、わからないと思うかもしれませんが、楽器と同じようにマフラーの音にも傾向があります。

マフラーの材質や厚さ、長さなどの違いで、音量・音質が変わる

その傾向がわかれば、買わなくても音質が推測できるようになる

マフラーは安い買い物ではないので、好みの音かわからないで購入するのは、リスクがあります。

実際、私の周りに何本も買ったという人が結構います。

しかし、楽器と同じように、マフラーも音の傾向がありますので、買わなくても推測はできます。

それでは、見た目で音質・音量がわかるマフラー選びをご紹介したいと思います。

マフラーの音質・音量の傾向

スポーツスター マフラー 乾いた音

これから紹介するマフラー音の傾向は、比較しやすように同じメーカーで説明します。

傾向がわかれば、他のメーカーにも応用できます。

説明するメーカーはバンス&ハインズ(VANCE & HINES)です。

さまざまなスタイル・デザインで豊富なレース実績があり、ハーレーの世界で1番人気のあるマフラーメーカーです。

ハーレーらしい人気の重低音マフラー

ハーレー 重低音
  1. スチール製
  2. 材質の厚さは肉厚
  3. エキパイ径は太い
  4. エキパイはノーマルより長い(短いと爆音系)

ツーリング・ソフテイル・ダイナ・スポーツスターの、全てのモデルで人気があります。

エキパイが太く肉厚なので、重低音を響かせる。加えて管長がノーマルより長いため力強い低速トルクが発揮されます。

レーシーな乾いた音(低音)

ハーレー 重低音
  1. ステンレス製、チタン製
  2. 材質の厚さは肉薄
  3. エキパイ系は細い(コンペティションは太いが、ステンレス製で肉薄の為、レーシーな乾いた音)
  4. エキパイはノーマルと同じぐらい(短いと乾いた爆音系)

スポーツスターや、ハイパフォーマンス系のツーリング・ソフテイル・ダイナで人気があります。

コンペティションの名前の通りパフォーマンス系のマフラーで、マフラーが太く短いため、高回転でパワーが出てリニアなアクセルレスポンスが特徴です。

刺激的な爆音マフラー

ハーレー 重低音
  1. スチール製
  2. 材質の厚さは肉厚
  3. エキパイ径はノーマル(太いと重低音)
  4. エキパイは短い(ノーマルの長さだと重低音系)

ツーリング・ソフテイル・ダイナ・スポーツスターの全てのモデルで人気があります。

エキパイが細く短いのは爆音です。

バンスアンドハインズの爆音ランキングがあったとすれば1位です。

細いので高回転でパワーは出しにくいですが、アクセルレスポンスが良いため走っていて気持ちの良いマフラーです。

低速トルクが強くこもった音

ハーレー こもった音
  1. スチール製
  2. 材質の厚さは肉厚
  3. エキパイ系は細い
  4. エキパイはかなり長い

エキパイが長いタイプは、低回転から力強いトルクが発生します。

排気慣性があるためリニアなアクセルレスポンスはありません。

しかし、力強い低速トルクと相まって、空冷エンジンらしいおおらかな走りができます。

チョロ・チカーノスタイルで、人気のフィッシュテールはこもった低い音がする(下記の長さは36インチ)

ハーレー チョロ

M8のフィッシュテールは現在、上記のバッサニとサムソンのみです。

4つの音量・音質の傾向は、メーカーに関係なく共通ですので、他メーカーでも当てはまります。

材質・エキパイ径、長さからみた音質の傾向

マフラーの材質で変わる音質

サンダンス ボマー
  • スチール製:重低音ですが、肉薄だと回転数にともなって、スチール特有の高音が発生する。
    排気量が小さいと高音が発生する傾向がある。
  • ステンレス製:排気量に関係なく、肉厚だと、どの回転域でも重低音(サンダンス ボマーが典型的)
    ※スチール・ステンレスともに肉厚くなると、重低音に変化していきます。

サンダンスのボマーは、ステンレス製で肉厚なため、低回転から高回転まで重低音を出す代表的な重低音マフラー。

※同じ厚さなら固い素材ほど低音になります。
スチール < ステンレス < チタンの順で固くなり、同じ厚さならチタンが重低音になります。
しかし、マフラーでチタンを使用するケースは、薄くても強度を保てるために使用されます。
結果チタンマフラーはレーシーな乾いた高音になります。

エキパイ径が太くなると重低音になる

抜けの良いマフラー ハーレー
  • 細い:低音になり、低速トルクが出る
  • 太い:重低音になり、高回転時にパワーが出る

エキパイが長いと低速トルクが強く、こもった音になる

ハーレー 独立管 メリット

エキパイの長さにより特性が変わります。

  • 短い:乾いた爆音で、高回転でパワーが発揮されます。
  • ノーマルと同じ:重低音でバランスが良い。
  • 長い:こもった重低音で低速トルクが出る。
ハーレー 独立管 メリット
【高出力マフラー】ハーレーの独立管は排気干渉がなくメリットが大きいハーレーで高出力を狙う場合は、排気干渉と無縁の独立管がベストです。 どのエンジン型式でも排気干渉のあるマフラーは、抜けが悪くなり吸...

スリップオンの音質・音量の傾向

クロームワークス 重低音

スリップオンで、純正スタイルを大事にし適度な音量を求めている方は、スクリーミンイーグルか、北米マフラーを選んでいます。

音量に物足りない方はクロームワークスを選択しています。

クロームワークスの音質・音量の傾向

  • 3インチ :重低音で、2.5インチと比べたら、少し音は抑えめで重低音
  • 2.5インチ:爆音・低音で、3インチと比べたら、音は大きめの低音(スポーツスターで、アクセル開け気味だと、肉薄のため高音が追加される)

クロームワークスは刺激的な爆音です。バンスアンドハインズのショートショットと同等です。

クロームワークスについて、詳細な記事がありますので、こちらの、【重低音】スリップオンで評判の高いクロームワークスの特徴も読んでみてください。

クロームワークス 重低音
クロームワークス【重低音】はスリップオンの中で人気が高い!ノーマルルックのスリップオンマフラーで、迫力のある重低音で人気の高いクロームワークスについて紹介します。 ハーレーの魅力のひとつが...

スクリーミンイーグル・北米マフラーの音質・音量の傾向

ハーレー 北米マフラー 音量 音質

音質は、クロームワークスと同じような重低音で、音量は北米マフラー < スクリーミンイーグル < クロームワークスという感じです。

音質は、北米マフラーよりスクリーミンイーグルの方が重低音です。

北米マフラーは日本仕様の音質と同じで、音量が少し大きくなる程度です。純正イメージを大事にしたい方におすすめです。

燃調について

ハーレーの燃調はフルコンがベスト

排気と吸気はセットで交換しなくてはならないので、吸気のエアクリーナー交換することを前提にしましょう。

ハーレーおすすのエアクリーナーはローランドサンズとアレンネス
【買わなくてもわかる!】エアクリーナー交換の効果と選び方 エアクリーナーの交換する目的ってなに? どんなのを選べば良い? デザインも性能も、妥協はしたくない! ...

人間の呼吸と同じで大きくはくには(マフラー)、大きく吸い込む必要があり(エアクリーナー)、大きく吸い込んだらその分のガソリン(燃調)が必要です。

燃調はフラッシュチューニングかフルコンが主流となっています、フラッシュチューニングではFP3に注目が集まっていますが、スマホで簡単にチューニングできるデバイスではありません。

必ず、日本の正規品で手厚いサポート(電話やメール)を受けられるカスタムショップでチューニングすることが必須です。

まとめ

ここまで「重低音からレーシーなサウンドまでのマフラー選び」について、説明しました。

以下に、重要なポイントをまとめています。

マフラーを見た目で推測できるポイント

以下の特長をもったマフラーが、一般的に販売されている

  1. 太くて短いマフラーは、大きな音の重低音で、高回転でパワーが発揮され、アクセルレスポンスも良い、パフォーマンスマフラーに多い
  2. 細くて、ノーマルと同じぐらいの長さのマフラーは、ほどよい重低音で、ハーレーらしい低速トルク向きのマフラーが多い

音質はマフラーが太くなるにつれて低くなる。

  • 太いマフラーほど重低音になり、高回転でパワーがでる
  • 細いマフラーほど低音になり、低速トルクがでる

上記にくわえて、材質の厚みがあるほど重低音になっていく。

音量はマフラーが短くなるにつれて大きくなる。

  • 短いマフラーほど爆音になり、高回転でパワーがでる
  • 長いマフラーほどこもった音になり、低速トルクがでる

最近は見なくなってしまいましたが、歯切れのよいマフラーは、先がしぼっているマフラーです。

こういった傾向を知った上で、ミーティングなどで、他のマフラーを観察して聞くと、だんだんと見た目で音質・音量がわかるようになってきます。

また、【買わなくてもわかる!】エアクリーナー交換の効果と選び方でエアクリーナーのポイントを抑えてチューニングすることが大切です。

さらに【最新インジェクションチューニング】馬力から費用や車検まですべてを解説!を読むと、性能面でも満足でき、もっともっとハーレーの面白さにハマると思います。

ぜひ、マフラー交換で空冷大排気量エンジンの魅力を開放してください。

今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

ARIGATO BIKE

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