ハーレーに似合う、真冬の極寒でも寒くなくカッコいい「最強のアウタージャケット」を紹介します。
- 真冬の深夜の高速道路(風速28m/s以上・気温5℃以下)で寒くない
- ハーレー乗りとして納得するデザイン
- ジャケットを含め3枚で寒くない
私は、今回紹介する「真冬最強のアウタージャケット」に行きつくまでに、「アウトドアブランドのダウンジャケット」に「レザーのダウンジャケット」を購入しています。
どちらのアウターも評判は高かったダウンジャケットですが、極寒の深夜の高速道路では、30分の走行が私には限界でした。
そんな寒がりな私が、「真冬の深夜の高速道路(風速28m/s以上・気温5℃以下)を、走りつづけられた最強のアウタージャケット」があります。以下の2点です。
- ブルオリジナルの「ア ビュレットプルーフパーカ」
- ウエストライドの「レーシングダウン TYPE2」
上記に加えてアイアンハートのIHJ-138が加わりました。詳細はこちらの【バイク真冬最強ジャケット】アイアンハートIHJ-138は真冬の高速道路でも寒くない!!を読んでみて下さい。
要望が多かった為、インナーですが電熱ウェアのヒートマスターを含めて、なぜ、上記の2点が最強のアウターなのかを、詳細に説明したいと思います。
アウトドア用のダウンジャケットはバイカーには寒い
アウトドア用に開発されたダウンジャケットが、もっとも保温力が高いとされています。
ダウンジャケットが暖かい理由は、体とのあいだに「暖かい空気の動かない層(デッドエア)」を作れるためです。
この大量の暖かい空気で、体を暖めてくれます。
逆にいうと、この暖かい空気が乱れてしまうと、冷たい空気に一瞬で変わり、体を冷やしてしまいます。
私は夏登山ですが、ヒマラヤ山脈のラウレビナ・パスの4,610mまで登ったことがありますが、登山中はとても暑く、着たとしてもインナーにフリースぐらいです。
標高が100m高くなると1%紫外線が増えると言われています。
フェイスマスクなどで対策をしないと、ヤケドになるほど強烈な紫外線です。
さらに重い装備を背負っているので、ダウンジャケットでは暑すぎて、登山中は休憩以外に、ダウンジャケットを着用することはありません。
つまり、過酷な登山中に使わないということは、ダウンジャケットは厳しい状況で耐えられるように作られていません。
もちろん、熱のリスクやオイルがつく、バイク特有の状況にも向いていません。
アウトドア用のゴアテックスのダウンジャケットは、登山中の使用ではないため、真冬の高速道路の時速110kmの雨や風圧(風速28m/s以上)などの過酷な状況には耐えられない。
ダウンジャケット内に「暖かくて動かない空気の層」が崩れてしまうので、冷気が体に入ってくる。
このような理由のため、真冬の高速道路でダウンジャケットは機能しません。
これぐらいなら、大丈夫だと思いますが、まあ、いろいろ無理ですよね。
ただし、2人乗りの後ろは、風を防ぎ濡れなければ「タウンユースのダウンジャケット」でも寒くはありません。
真冬最強のバイカージャケットはブルオリジナルとウエストライド
バイカー用の最強のアウタージャケットは、走行中でもジャケットと体の間に「動かない空気の層(デッドエア)」を作れればよいわけです。
これから紹介するブルオリジナルと、ウエストライドの真冬最強ジャケットは、私が気温5℃以下の深夜の東名高速道路(風速28m/s以上)で走行し、インナー含めて3枚で、確実に極寒に耐えられることを確認しています。
毎年のようにデザインを改良しているので、デザインも優れていると言えます。
1. 最強ジャケットは、ブルオリジナルの「ブレットプルーフパーカー」
真冬最強のアウタージャケットの1つ目は、カスタムショップのブルオリジナルが販売している「ブレットプルーフパーカー」です。
このブレットプルーフパーカーは「防寒フィルム入りのコーデュラナイロン」を使用しています。
「コーデュラナイロン」はミリタリーやアウトドアなどの、人間が活動するもっとも過酷な状況に対応するために開発されたナイロン素材です。
コーデュラナイロンの生地が厚くて、風圧(風速28m/s)でつぶれず、防寒フィルム入りなので、ジャケットと体の間に空気の層を保ってくれます。
インナーはロンTのみで、真冬の高速道路はまったく寒くありません。
しかも分厚い生地なので、雨・汚れにも強く、バイクのメンテナンスでも気を使わずに着れます。
私は6年以上使用していて、寒かったことは一度もありませんでした。
メンテナンスしている最中にひじ部分をマフラーで焼いてしまった事はありますが、極めて丈夫で6年たった今でも現役で使用しています。
現在は新作N-3Bも使用してますが、旧作と同様、真冬の深夜の高速道路でもインナー1枚で寒くありません。
ただ、このブルオリジナルの「ブレットプルーフパーカー」は、少量生産で人気も高いためタイミングがあわず購入できない方も多い商品です。
2. 最強ジャケットは、ウエストライドの「レーシングダウンジャケット タイプ2」
ウエストライド東京 Facebook:https://www.facebook.com/westridetokyo/
この「レーシングダウンジャケット タイプ2」の説明を、ウエストライド東京の店長に話を聞きました。
- 真冬の深夜の高速道路(風速28m/s)で寒くない
- ハーレー乗りとして納得するデザイン
- アウターを含め3枚で寒くない
この条件でクリアできるアウタージャケットを探していると伝えたところ、即答で「レーシングダウンジャケット タイプ2」を自信持ってすすめられました。
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生地の作りや防水性・機能性・保温性などを非常に丁寧な説明を受け、店長の熱い想いと強い自信を感じ、生産が終わった「レーシングダウンジャケット タイプ3」を他のルートで特別に購入してきました。
「レーシングダウンジャケット タイプ2」もブルオリジナル同様、ハイテク素材の3層生地によってフィルム加工されています。
さっそく、今年の初物寒気の寒い日を選び、東名高速道路の一番標高の高い「足柄~御殿場」を走ってきました。
2日間、気温5℃以下の深夜を走り込んだ結果。
まったく寒くありませんでした。しかもインナーは1枚です。
ブルオリジナルの「ブレットプルーフパーカー」と、同じ日の条件で比べてはいませんが、同等以上の暖かさなのは間違いありません。
「レーシングダウンジャケット タイプ2」はデザインもかっこよく、しかもシルエットが選べます。
スタンダードタイプと、ゆったり目のリラックスフィットがあります。
それぞれにウィンドガードをオプションでつけられ、さらに防寒を高められます。
ウエストライドは取り扱っているショップが多いので、実際に羽織って確認するのが良いと思います。
しかし、冬物は秋で完売される事があるので気をつけてください。
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その他の真冬に耐えられるジャケットを見つけたい
- 表地が、ハイテク素材の軽く丈夫なナイロンやコットンで、フィルム入りのジャケットであれば、風圧でつぶれずに冷気も伝わらないため、真冬でも耐えられる
- 強い風圧でも、ジャケットと体のあいだの「暖かい空気の層が動かない」ジャケットを作れれば真冬でも耐えられる
さらに言えば、多少の汚れや熱、オイルなどに強いものがあればベストです。
革のダウンジャケットなどもありますが、高額な上に素材がミスマッチです。
- ダウンジャケット:軽量で暖かいが、ゴアテックスを使用しないと雨風に弱い
- 革ジャン:風を通さず頑丈だが、保温力がなく重くて雨に弱い
軽さのダウンを革で重くし、雨風に強いゴアテックスを雨に弱い革に、頑丈な革をナイロン生地にして、お互いの良さを相殺しています。
メンテナンス方法もミスマッチ。
- ダウンジャケットはクリーニング
- 革はオイルを塗り込む
- 一緒に縫製されているため、メンテナンスがしにくい
そういった理由で、レザーのダウンジャケットは選択から外れます。
要望で多かったウェアをご紹介します
「ハーレーに似合う冬用最強のアウタージャケット」を募集したところ、非常に多くのご意見を頂きました。
誠にありがとうございます。
- 真冬の深夜の高速道路(風速28m/s)で寒くない
- ハーレー乗りとして納得するデザイン
- ジャケットを含め3枚で寒くない
ご意見頂いたなかで、ダントツに多かったジャケットをご紹介します。
引き続き最強のアウタージャケットを募集していますので、こちらのお問い合わせからご連絡を頂ければ嬉しいです。
電熱ウェアのヒートマスターを着れば、好きなデザインのアウターが着れる
この記事は極寒に耐えられるアウターのジャケット紹介ですが、非常に多くの要望があったためインナーの電熱ウェアをご紹介します。
アウターに高い防寒性にデザインを求めると、かなり限られてしまうのでインナーで暖める方法が妥当なのかもしれません。
電熱ウェアであれば、雨風に耐えられるアウターであれば、どんなデザインも関係なく着れます。
電熱ウェアは寒くないというレベルではなく「真冬でも暖かい」です。
ヒートマスターには「7AMP」モデルと、消費電力を抑えられる「3.5AMP」モデルに人気があります。
使用電力は最大84Wになりますが、メーカーはハーレー全モデルで使用確認済みとしています。
7AMP、3.5AMPモデルとの違いは、暖める箇所は同じで暖める面積を変えています。
機能やデザイン、使用方法はまったく同じですが、3.5AMPモデルは消費電力を抑えられるため、パンツやグローブなども電熱にする事が可能になります。
両方共に、ワイヤレスリモコンとウェアにボタンがあり、ひとつのボタンで電源のON/OFFと3つの温度調整ができます。
サイズはWomenから3XLまでの7サイズのラインナップがあります。
日本専用設計で作られているため、いつも着ている洋服のサイズを参考にします。
- リモコンは防水仕様ですが、ウェアは防水仕様になっていない為、必ず防水仕様のアウターを着てください。
- バッテリーからのケーブルは、シートやカバーなどにはさまったり、すれたりすると断線してショートします。
- むけた被膜やコネクト部が、金属やアクセサリーなどに接触すると、ショートするので気をつけてください。
まとめ
ここまで、真冬の極寒に耐えられる最強のアウタージャケットを紹介いたしました。
以下にポイントをまとめています。
- 真冬の深夜の高速道路(風速28m/s以上)で寒くない
- ハーレー乗りとして納得するデザイン
- ジャケットを含め3枚で全く寒くない
この条件をクリアできるのは、ブルオリジナルの「ブレットプルーフパーカー」と、ウエストライドの「レーシングダウンジャケット タイプ2」です。
上記に加えてアイアンハートのIHJ-138が加わりました。詳細はこちらの【バイク真冬最強ジャケット】アイアンハートIHJ-138は真冬の高速道路でも寒くない!!を読んでみて下さい。
- アウトドア・ミリタリーなどに使われる、ハイテク素材を使用している
- ハイテク素材に防寒フィルムなどを挟んで、冷気を伝えない構造にしている
- ジャケットと体の間に「動かない暖かい空気の層(デッドエア)」が作れている
- 毎年のようにデザインを改良している
コーデュラナイロンや高密度コットン、リップストップなどの過酷な環境でも耐えられる生地に、防寒フィルムなどを挟んで、ジャケットと体のあいだの「暖かい空気の動かない層」を作れるジャケットです。
アイアンハートの【IHJ-75】プリマロフト×イーベント ウィンタージャケットも、同様の作りをしているでクリアできると思われます。
しかし、現在のところバイカーとしてのデザインと、機能をそなえたジャケットは極めて少ないと思います。
もし、バイカーが納得できるデザインに、真冬の深夜の高速道路でインナー数枚で寒くないアウターがあれば、ぜひ、こちらのお問い合わせから連絡がください。
良い情報は、バイカーみんなで共有したほうが良いと思ってます。
また、【真冬最強グローブ】極寒でも耐えられるハーレー乗りのガントレットグローブで手を暖め、アウターに風が入ってこないガントレットグローブを用意することも大切です。
ハーレーエンジニアリングのセレクトショップはこちらから:楽天ルーム
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ARIGATO BIKE
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