ハーレーのインジェクションは、年を増すごとに楽しさが増えています。
バイクのインジェクション化のメリットは多く、エンジンマップを代表するソフトウェアの熾烈な競争により、高度な制御ができるインジェクションに進化しています。
インジェクションについて詳しくない方はこちらの、【ハーレーのキャブとインジェクションの違い】どっちがよい?を読んでみてください。
今ではメカニカルな味わい以外は、キャブレターのメリットは少なくなりました。
現在のガソリンエンジンはインジェクション車がすべてですから、キャブ車でセッティング出すのが、難しくなっていると思います。
インジェクションはハーレー業界でも進化をつづけ、現在ではツインテックとサンダンスが、ツインキャブモデルのインジェクション版の一部を日本でリリースしています。
今後、旧車を乗り続けるには、時代の変化に対応する必要があるかもしれません。
つまりキャブからインジェクションにする必要がありえるということです。
ルックスを含めて納得するものができれば、今後何十年間も、大事な旧車を乗り続けることが出来ると思います。
・キャブからインジェクションへの変更(シンプルモデル)
- キャブレターはスロットルバルブとして使用し、インテークマニホールドにインジェクターを取り付ける
- スロットルポジションセンサーは、キャブレターに取り付ける
- クランクポジションセンサーを設置
- タンク内にインジェクションポンプを取り付ける
- ECMをシート下などに取り付ける
下記は、ほぼすべてのキャブ車をインジェクションに変更できる、非常にシンプルなペガサス社の後付EFI。
カスタムショップが「旧車のオイル漏れは当たり前だよ」「旧車だからしょうがない」という言葉をよく聞きます。
しかし、オイル漏れを、現代の技術で克服するプロにも多くお会いしました。
貴重な旧車を乗り続けるために、新しい技術と古い技術を同時に発展させていけば、時代に置いてかれる事はなく、旧車に乗れない時代は来ないと考えています。
カスタムショップの技術向上には、ユーザー側の知識も大事だと思っています。
旧車が博物館に展示ではなく、ずっと走り続けられるように、どうしたら良いかを考え行動し、遺産にならないようにしたいと思っております。
日本は法的に旧車天国だと思うので大事にしていきたいですよね。
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ARIGATO BIKE
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