ハーレー乗りに似合う、歴史ある最高のブーツを紹介します。
- ハーレーに似合うブーツが欲しいけど、どこのブランドを買えば良いのかわからない
- ダサいと思われないブーツを知りたい
- ハーレーと同じようメンテナンスをすれば、長く愛用できるブーツが欲しい
こんな風に、悩むかたは多いのではないでしょうか?
ブーツ選びは難しいと思うかも知れませんけど、サイズ選びもふくめて、この記事を読めば簡単に解決できます。
私が初めて買ったブーツは、レッドウイングの茶芯モデルのエンジニアPT91です(25年前)
レッドウイングの深いエイジングの魅力にはまり、現在は20足以上はワークブーツを持っています。
そんな私がハーレー乗りに似合う、最高のブーツをお伝えしたいと思います。
ハーレー乗りの最初のブーツはレッドウィング
これから紹介するブーツは、ハーレーと同じようにメンテナンスをしていけば、一生履けるグッドイヤーウェルト製法のブーツです。
そのため、ハーレーのディーラーや、バイク用品店で販売しているブーツは接着剤で張り合わせているのでおすすめできません。
バイクに乗っていない人も憧れるハーレーです。
革やソールを接着剤で張り合わせているブーツを履くのは、何十年も乗れる歴史あるハーレーには合わないと思います。
もちろんバイク用のブーツとしては良いと思います。
グッドイヤーウェルト製法とは、ソール全体をはり直せることができる製法の靴です。
ソールがすり減ったら新しいブーツを買うのではなく、オールソール(靴底全体を交換)をして使うことが出来るので、メンテナンス次第で何十年も使用できる靴の製法です。
ただし、グッドイヤーウェルト製法のブーツは、高額な商品ではあることは間違いないので、長く履かなければ低コストのブーツでも良いと思います。
私が、1997年に購入したレッドウィングのアイリッシュセッターも、何度もオールソール(靴底全体を交換)をして今でも現役で履き続けています。
ワークブーツ好きで、レッドウィングを持っていない人はいないと思います。
それぐらいレッドウィングは、ワークブーツでは圧倒的な存在のメーカーです。
20年以上前のレッドウィングと、現在のレッドウィングを比べても品質は下がっていません。
もちろん細かい仕様は変わってますが、他のメーカーのように売れると廉価版をだして、利益に走るメーカーでないことはハッキリしています。
その中で、特におすすめなのが、エンジニアブーツです。
もちろん、接着剤ではなく修理ができるグッドイヤーウェルト製法です。
さらに、レッドウィングは取扱しているショップが多いことや、レッドウィングフリークが多いので情報も多くあり、修理もどこでも可能です。
こういったサポートや修理面、廉価版を出さずにブランドイメージを保ちつづけたレッドウィングは、安心しておすすめ出来るワークブーツです。
レッドウィングや、他の歴史あるワークブーツを購入するときも、必ずインソール(中敷き)を購入してください。
私はインソール(中敷き)を入れることを知らなかったため、インソールの中の革を割ってしまいました(修理済)
アメリカでは、インソールを入れる前提でほとんどのワークブーツは作られています。
インソールは、どこのアメカジ屋でもおすすめの「スペンコ コンフォート」です。
私は寒さ対策とサイズ調整用のためにも必ず入れています。
ハーレーに似合う歴史ある最高峰のブーツ10選
高額ではありますが、グッドイヤーウェルト製法のブーツなので、ハーレーと同じようにメンテナンスをしていけば一生履けるブーツです。
それでは、世界最高峰の歴史あるブーツを紹介します。
レッドウィング
先ほど、紹介したレッドウィングです。
スタンダードブランドとして確固たる地位のブランドです。
脱ぎ履きが多い日本では、ヒモを使用しないプルオンブーツのエンジニアブーツは便利です。
春夏には、重すぎないスエードもおすすめです。
エンジニアと人気を二分するブーツが、名作アイリッシュセッターです。
ペコスや人気急上昇のアイアンレンジ、アイリッシュセッターや、エンジニアをはじめとして、数多くの名作をレッドウイングは世に送り続けています。
レッドウイングのエンジニアや、アイリッシュセッターなら間違いはないでしょう。
チペワ
社名をネイティブアメリカンのチペワ族を由来としている。アメリカのブランドです。
どんな過酷な環境でも耐えられる仕様を、ほぼ昔と変わらない方法で作られているので、革はとても厚いです。
しかし、実際に履いてみると革はとても柔らかく、ワークブーツ特有の硬さを感じることはないと思います。
すぐに馴染むのもチペワの特長です。
ブラックとブラウンのコンビレザーを、レギュラーでエンジニアに採用しているのはチペワだけです。
レッドウィングと同じように取扱店も多く、昔から販売されていたので非常に人気があり、マニアやコレクターが多いのもチペアの特長のひとつです。
ダナー
トレッキングブーツで有名な、アメリカのブランドのダナーです。
ダナーと言ったら不屈の名作であるダナーライトです。
セレクトショップでも扱いがあり、おしゃれアイテムとしても人気があって、ファッションビルや百貨店などでも購入できてしまうほど人気があります。
更にビブラムソールにゴアテックス、コーデュラナイロンは、真冬の深夜の高速道路でも寒くなく、もちろん雨で濡れることはありません。
バイカーとして求める機能を完璧に満たしています。
最強ブーツと言ってもいいかもしれません。
ホワイツ
長い歴史と伝統を誇るアメリカのブランドです。
ワークブーツの王様、キング・オブ・ブーツです。
厳選された素材と、熟練の職人の手で作られるアイテムは非常に品質が高い。
雨でぐっしょり濡れてもオイルが浸透しきっているので、そのままでも大丈夫なぐらいオイルが強いです。
オーバースペックと思えるほど、とても革が厚く頑丈です。
そしてホワイツといえば、独自の技術の「アーチイーズ(Arch Ease)」です。
土踏まずからかかとまで、足に負担をかけない作りがされていて、重いブーツなのにワークブーツとは思えないほどフィットするため、あきらかに疲れにくいです。
ホワイツの中でも特にセミドレスと、レースアップブーツの傑作スモークジャンパーは、アメカジ好きなら必ず憧れるブーツです。
ウエスコ
100年の歴史を誇るアメリカのブランドです。
ホワイツと並ぶキング・オブ・ブーツと言っても良い最高峰のブーツです。
BOSSはワークブーツとしてはもちろん、バイカーたちからも非常に高い支持を集めています。
日本で細かいカスタムオーダーが可能で、あらゆるオーダーに対応してくれます。
名作ジョブマスターは名前の通り仕事ブーツです。
ホールド感はレースアップなので足にしっかりとフィットしてライディングにはベストです。
日本で正規代理店があるので、自分の足にピッタリなサイズを見つけられます。
コストはかかりますが、革の組み合わせを変えられるので世界に一足の理想のブーツが作れます。
ワークブーツをじっさいに履いて購入できるメリットは、とても大きいです。
ラングリッツ
熱狂的なバイカーだったロス・ラングリッツが作ったアメリカブランドです。
MCのフライング・フィフティーンのメンバー向けに、ライダースジャケットを作ったのをキッカケに、自分のため仲間や家族のために、最高のライディングギアを作り続けたのがロス・ラングリッツです。
ただの、みてくれではなく、あくまでも道具として追求したジャケットやブーツは、とても機能的に頑丈に作られています。
この作りを見たら思わず息を呑むと思います。
バイク乗りで納得しない人はいないと思います。
バイクにかけたロス・ラングリッツの生き方が、現在の製品にもはっきりと受け継がれています。
世界中のバイカーの心を掴んで離しません。
バイカーならいつかは手に入れてほしいギアです。
トイズマッコイ
スティーブ・マックィーンマニアとしても知られる岡本博さんのブランドです。
ハーレーつながりでお会いしたことがありますが、物腰やわらかくとても温かい方で、ブーツの修理方法を丁寧に教えてくれました。
岡本さん時代のマッコイズでは、異常なまでの作り込みはすでに伝説となっています。
このサーヴェイヤーブーツは革の質感がきわめて高く、ワークブーツなのに息を飲むほどたいへんに美しいブーツです。
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レプリカを遥かに超えたレプリカです。
リアルマッコイズ
こちらも日本ブランド。元旧リアルマッコイズとでもいうのでしょうか。
作り込みは現在も変わらず大変に素晴らしく、品揃えも豊富で、ぜひバイカーなら手にしてほしいギアばかりです。
多くの復刻ブランドを揃えてあるので、ぜひお店で手に取って下さい。
ロンウルフ
フライトジャケットのバズリクソンズ、ブーツのロンウルフ、ジーンズのシュガーケーン、インディアンモーターサイクル・サンサーフ・ジョン セバーソンなど多くあります。
非常に多くのヴィンテージを分析し見事に復刻しています。
レプリカでないモノは当時の古き良き時代を味わえるような作品ばかりです。
フライトジャケットのA-2やMA-1などでは、マッコイズとバズリクソンズは二大巨頭で有名です。
上記のブランドは歴史のある、誰もが憧れるブーツです。
もちろん、他にも良いメーカーがあるのは間違いありません。
しかし、多くの情報を集めれば、必ず上記のブランドがメインの選択肢になると思います。
SPEED FRERKが厳選したブーツの4選
私が現在ハーレー用として履いているブーツ達です。全て10年以上は使用しているブーツです。
メンテナンスをすれば何十年も使い続けられます。
スニーカーと違い、硬い革は長い時間をかけて自分の足の形に変わっていきます。
ちなみに、私の足の大きさは、親指からカカトまでの長さは25cmほどで、ほとんどのブーツのサイズは、7.5~8.0インチを選んでいます。
スペンコ(中敷き)などのインソールを入れてピッタリな感じです。
サイズ選びの参考になれば幸いです。
トイズマッコイ復刻のBECK 馬革エンジニアブーツ サイズ7.5D
トイズマッコイの初期型BECKで、革は牛ではなくホースハイドです(現在は販売されいません)
ビンテージエンジニアの復刻なので、つま先に鉄板が入っていないノンスチールです。
質感はホースハイド特有のザラザラ感があって非常に渋い艶があります。
茶芯なので表面の黒が薄れてくると、下から茶色の革があらわれるので、独特の味わいが出ます。
10年以上使用していますが、アッパーはやられていないので、あと20年ぐらい持ちそうです。
ブーツの王様ホワイツ パッカー サイズ8D ハイト8インチ
ホーウィン社の、クロムエクセルレザーを使用したホワイツパッカーです。
ホワイツブーツの中で、名作スモークジャンパーよりも古い歴史を持つブーツです。
これはアメリカのサイトで、クロムエクセルレザーで発注して作ってもらったものです。
クロムエクセルレザー特有の経年変化の迫力に、オイルの強さはメンテナンスフリーといっても良いぐらいです。
どんな環境でも強い頑丈さは、バイク乗りには最適です。
セミドレス クロムエクセルのネイビー サイズ8D
ホワイツの中で、スモークジャンパーと人気を二分するブーツが、セミドレスです。
名前の通り、完全なるワークブーツではなく、オフィスワーカー(医師、弁護士、軽作業)向けに販売されたブーツです。
ドレスよりのブーツなので、ハーレーをスマートに乗りこなしたい方に、おすすめできるブーツです。
しかし、ドレスよりといっても、作りはパッカー、スモークジャンパーとまったくおなじ頑丈な作りです。
ロンウルフ カーペンターは日本人の足にぴったり サイズ8D
ロンウルフのブーツの最大のメリットはスマートなとこです。
ロンウルフ(東洋エンタープライズ)は、アメリカのブランドと比べると同じサイズなのに、見た目は2インチぐらい小さい感じです。
革も厚く重いのですが、綺麗に縫製してあって足に吸い付く感じで、走れるほど軽く感じます。
しかも、1950年代のワークブーツに使用されていた、キャッツポウのソールを完全復刻しています。
ダナーライトは機能性NO1 サイズ7 1/2
機能性ではダントツに1位です。
このダナーライトは軽くて雨を完璧にはじき、真冬の夜の高速を走っても冷えません。
さすが最先端素材のゴアテックス。
セレクトショップで扱っていることもあり、あまりハードになりすぎずにバイクに乗れるのは、トータルでバイクファッションを楽しめます。
レッドウィングのアイリッシュセッター 875 サイズ8E
1997年製のレッドウィングのアイリッシュセッターです。
オールソール(靴底全体を交換)とメンテナンスを繰り返し、現在でも現役です。
インソールも完全にわたしの足の形になり、クレープソールと相まって素晴らしい履き心地で何時間でも履いていられます。
革は、長い時間をかけて自分の足の形になっていくので、世界に一足のブーツになります。
修理に関して
修理専門店であれば、どこでもできます。
出来ない場合は、できる修理屋さんを必ず紹介してくれます。
有名なのは福祿壽です。
宅配での修理も受け付けてくれます。
ブログでカスタムブーツを見て、ブーツブランドを決めるのも良いと思います。
ハーレーエンジニアリングのセレクトショップはこちらから:楽天ルーム
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ARIGATO BIKE
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良質な情報を手に入れ、本気で行動している人は最高のハーレーを手に入れています。
ぜひ参考にして下さい。