ハーレー純正の北米マフラーをパンチアウト加工して燃調もすると、音量とパワー、トルク、鼓動感もあがると言いますが、本当ですか?
本当です。
ハーレー純正の北米マフラーをパンチアウト加工したり、抜けの良いスリップオンマフラーにかえ、多くの排気ガスを排出させれば、多くの空気をエンジンに吸気することができます。
その空気に見合ったガソリンを供給(燃調)すれば、強い燃焼を生むことができ、音・鼓動感とともにパワーがあがります。
ハーレーの純正マフラーの役割
マフラーの役割は、下記があげられます。
- 排気ガス・熱からライダーを守る
- 環境対策(排気音量低減・排出ガスのクリーン化)
- エンジンの性能を変える
北米マフラーのパンチアウト加工と燃調、鼓動感の関係
ノーマルのサイレンサーが入っているスリップオンマフラーの役割のひとつは、排気音量を低減するためです。
サイレンサーは排気抵抗を増やして音量を下げますが、排気抵抗が増えると出力が落ちてしまいます。
サイレンサーが入っていない抜けの良いマフラーや、サイレンサーの穴を大きくするパンチアウト加工は、排気抵抗が減らせます。
排気抵抗が減れば、排気ガスがスムーズに多く排出させることができ、音量とパワー、トルク、鼓動感があがります。
人間の呼吸と同じで、大きく吐くと、大きく吸い込むことができます。
1. マフラーでスムーズに多く排出する
2. 多く排出させれば、ハイフローエアクリーナーで、多くの空気を吸い込むことができる
3. 多くの空気とガソリンをエンジンの中に吸気させ、混合気にあったガソリン量を供給(燃調)させて燃焼させれば、強い燃焼圧力を生むことができる
以上の3つ(マフラー・エアクリーナー・燃調)をバランスよくカスタムすると、音・鼓動感とともにパワーがあがります。
さらに、ガソリンが薄い状態から、適正な状態になるので、エンジンの異常加熱がおさえられ、エンジンにとっても、ライダーにとっても快適な状態になります。
ガソリン量を変更する燃調については、詳細なインジェクションチューニングの記事がありますので、こちらの、【最新2019】おすすめのインジェクションチューニングを比較する!を読んでみてください。
まとめ
鼓動感をあげるには、下記の3点が重要です。
- 北米マフラーをパンチアウト加工したり、抜けの良いスリップオンマフラーにかえる
- たくさん吸えるハイフローエアクリーナーに変える
- 増えた空気に見合ったガソリンを供給するインジェクションチューニング(燃調)
吸排気と燃焼が良いバランスで行えていれば、鼓動感とエンジン出力が向上します。
ハーレーの魅力はエンジンです。
ぜひ、その魅力を引き出しましょう。
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ARIGATO BIKE
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