- フロントブレーキをかけたら、いきなりフルボトムまでフロントサスが沈んだ!
- フロントサスが沈むだけでフロントブレーキが効かないんだけど、どうしたらよい?
- フロントにまったく安心感がないので、ツーリングが怖いんだけど
こういった不安や疑問にお答えします。
他のバイクからハーレーに乗り換えると、フロントサスペンションのやわらかさと、フロントブレーキの効きの悪さに恐怖を感じると思います。
わたしも納車されて、最初の信号で停止する時にびっくりしました。
いきなりフロントが沈み込んでしまって、イメージ通りにキッチリ止まることができませんでした。
しかし、しっかりコシのある「社外サスペンション」へ交換したら、あっさり解決しました。
フロントサスペンションの沈み込みがなくなり、イメージ通りにキッチリ止まることができ、コーナリングも余裕をもって走れるようになりました。
ブレーキが効かない理由は、ブレーキキャリパーやパッドではなく、やわらかすぎるフロントサスペンションが原因でした。
それでは、フロントサスペンションの交換による効果と、費用やおすすめのサスペンションメーカーを詳細に紹介します。
ハーレーのフロントブレーキも7割以上で止まれる
日本やヨーロッパの交通事情を考慮しない、大陸的な乗り心地を優先するハーレーは、フロントサスペンションで急制動や回避を想定していないようです。
スポーツスターですらフロントサスペンションにコシがありません。
スキーやスノボーでは、しっかりしたエッジがあっても下半身で踏ん張らない限り、ズルズルと滑って止まらないです。
サッカーも野球もバスケも同じですよね。
しっかり踏ん張れば、止まりたい場所で止まれ、踏ん張りがあるからタイヤを荷重でつぶせグリップを得れることができます。
サスペンションでタイヤを潰せなければ、タイヤが変形せずにグリップを得れませんしフロントブレーキをかけながら、コーナーに侵入することもできません。
- 社外サスペンションに変えると、フルボトムするまえに制動がかかる
- 急制動ができれば、回避もできる
- 自転車でもバイクでも、ブレーキが一番効くのはフロントブレーキ
- フロント荷重でタイヤをつぶすことができ、最大限のグリップ得れる
ハーレーは決して「リアブレーキメイン」ではありません。
フロントキャリパーも、しっかりしているので、問題は「やわらかすぎるフロントサスペンション」です。
ハーレーのフロントサスペンションを強化できるおすすめのメーカー
ハイパープロ・レーステックはレースでも評判が高い
初期動作から踏ん張りが効きます。
乗り心地は純正と比べ硬いですが、しっかり止まれます。
車体の押し引きでも、違いがはっきりわかるほどコシがあり、サーキット走行も可能なほどしっかりしています。
ハイパープロはドラッグレースでの使用率も高いですね。
サンダンスのトラックテックは乗り心地を犠牲にしない
初期動作は純正と同じでやわらかいですが、制動の段階からしっかり踏ん張り効きが始まります。
純正の乗り心地を保ち、しっかり止まりたい方に人気があります。
上記3つフロントサスペンションなら、タイヤをしっかりつぶせることができ、安心してしっかりと止まれます。
プロショップでサスペンションを交換すれば、イニシャルアジャスターや、カラーの挿入でサグ調整してくれます。
フロントサスペンションの交換でもブレーキに不安な場合に、キャリパー交換を検討してください。
ブレーキキャリパーについては、詳細な記事がありますので、こちらの、【ブレーキ強化】ハーレー専用キャリパーは強力で安心して止まれるを読んでみてください。
ハーレーのフロントサスペンションの交換の工賃や価格
見た目の効果で、リアサスに目が行きがちですが、フロントサスペンションは費用対効果は高いと思いますので、まずフロントサスペンションの交換をおすすめします。
今までのツーリングがより、安心して楽しくなります。
フロントサスペンションの参考価格
- ハイパープロ:35,000 (サスペンション・専用フォークオイル)
- トラックテック:23,600~35,000 (サスペンション・専用フォークオイル)
フロントサスペンションの価格に加えて、工賃に20,000円以下ほどかかります。
詳細:ハイパープロ
詳細:サンダンス トラックテック
サスペンションのオイル交換時期が近ければ、スプリング代金がプラスになるだけなので、フロントサスペンションや、フロントブレーキに違和感があるかたは、ぜひ交換してください。
まとめ
ここまで、「フロントサスペンションの強化とフロントブレーキの強化」について解説いたしました。
以下に、ポイントをまとめています。
フロントサスペンションを交換するとツーリングに余裕がうまれ、安心して走れるようになる。
- フロントサスペンションの強化で、急なサスペンションの沈み込みがなくなる
- フロントサスペンションに荷重が乗るようになって、タイヤがつぶせるためグリップが強くなる
- フロントサスペンションを交換すると、フロントブレーキしっかり効くようになる
- ハーレーはリアブレーキではなく、他のバイクと同じフロント7割で止まれる
- ハーレー専用のフロントサスペンションメーカーは、レーステック・ハイパープロ・トラックテック
- フロントサスペンション交換の費用は、サスペンション代金に2万円以下の工賃がかかる
フロントサスペンションを交換するだけで、ブレーキの効かない前のめりから開放され、安心して気持ち良くツーリングや、ワインディングが楽しめるようになります。
更に制動力が欲しい場合は、【ブレーキ強化】ハーレー専用キャリパーは強力で安心して止まれるに詳細に書かれていますので、ぜひ読んでもみてください。
安心して愛車のハーレーを気持ち良く走らせましょう。
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ARIGATO BIKE
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