「フルアジャスタブルサスペンション」のセッティング方法を紹介します。
ハーレーに倒立サスペンションが登場したときは衝撃が走りましたが、フルアジャスタブルでないため、理想の走りにすることは困難でした。
フルアジャスタブルサスペンションは、ライダーのすべての要求に対応できるサスペンションで、全ての調節が可能なサスペンションです
バイクはサスペンションの上に乗って走行しているので、すべてのシーンで重要になります。
サスペンションが不安定だと、走りも不安定になってしまいます。
ブレーキだけでも怖く感じてしまいます。
そうなるとハーレーの魅力のエンジンを楽しめなくなります。
フロントサスペンションの最高峰の、「フルアジャスタブルサスペンション」に交換しセッティングを変更したら、どういう走りが実現できるかをお伝えしたいと思います。
フロント、リアサスペンションの乗り心地、バランスについては、詳細な記事がありますので、こちらの、ハーレーはフロント・リアサスペンション交換で劇的に乗り心地がよくなるを読んでみてください。
フルアジャスタブルサスペンションによって何が変化するのか
フルアジャスタブルサスペンションとは、全ての調節が可能なサスペンションで、以下の3つをセッティングすると、ライダーにとって理想の走りができるようになります。
- テンション(伸側)
- コンプレッション(圧側)
- イニシャル(プリロード)
イニシャルセッティング(プリロード)
変化 | |
締める |
|
緩める |
|
テンションセッティング(伸側)
変化 | |
締める |
|
緩める |
|
コンプレッションセッティング(圧側)
変 化 | |
締める |
|
緩める |
|
目的は、乗り心地・足つき・性能重視などがあるので、答えは一つにはなりません。
そして答えを決めるのは本人です。
サスペンションをいじると、色んな方からアドバイスを受けることが増えると思います。
ですが、納得がしなければ自分の気に入ったセッティングに戻しましょう。
サーキットのようにタイムが優先ではなく、公道は自分にとって気持ちよく、安心して走れるかが一番重要
フルアジャスタブルサスペンションを手に入れたら、めいっぱいいじってください。
かなりいじっても、危険になることはないので積極的に調整し理想の動きを実現しましょう。
まとめ
FXDR114も倒立サスペンションで登場しましたが、レーシングスタイルという位置づけなので、本格的なサスペンションではありません。
しかし、ハーレーはパフォーマンス方面にふってきています。
ユーザーもHOGG・クラブスタイル・バガーなどに、オールドスクールから人気が移ってきています。
2,000ccにせまるハーレーも通常ラインナップにあるので、足回りのアップデートは必要になってくると思います。
カスタムバイクなどでは、オーリンズの「フルアジャスタブルサスペンション」はメジャーなので、これからさらにフルアジャスタブルが、魅力を引き出すひとつの選択肢になると思います。
フロント、リアサスペンションの乗り心地、バランスについては、詳細な記事がありますので、こちらの、ハーレーはフロント・リアサスペンション交換で劇的に乗り心地がよくなるを読んでみてください。
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ARIGATO BIKE
この記事が気に入ったらフォローしよう!
noteでノウハウを公開しています
このハーレーエンジニアリングの他に、noteというサービスで有料の記事を公開しています。どちらも『ハーレーを安全に最高に楽しむ』ためのノウハウとなっています。
「ハーレーが秘めている最高の鼓動感とパワー、安心安全を手に入れたい!」と本気で考えている人のみ H-D史上最高の性能を秘めたツインカムエンジン!!パワーと鼓動感を解き放て! を購入して下さい。
ハーレーは多くのパーツがあるため、質の高い情報がないとムダに費用が掛かります。
良質な情報を手に入れ、本気で行動している人は最高のハーレーを手に入れています。
ぜひ参考にして下さい。